藍と蘇芳のこと

こんにちは。育工房の香西です。

家の前の早咲きの桜が満開となり、畑のいちごの花が咲きました。

陽射しも気温もすっかり春ですね。

3月に入って、藍の種をポットに蒔きました。

今年も藍が無事に育ちますように…。

 

藍といえば、渋沢栄一を描いた大河ドラマが2月から始まっていますね。

藍の畑を背景に物語が進んでいて、欠かさず観ております。

主演の吉沢亮さんが番組紹介の時に、

藍染めの衣装は着ていて気持ちいいという意味のコメントをされていました。

率直な感想が聞けて嬉しいですし、共感します。

薬効があり心地よいだけでなく、草木染のものを身にまとうと大地とつながれる気がします。

私は草木染の絹プチストールを服に合わせて色を変え、

ハイネックと首の隙間を埋めるようによく巻いています。

一枚あるだけで体の温かさが保たれ、私の生活になくてはならない物になっています。

 

さて、還暦のご友人へのプレゼントにと、赤いストールのご依頼をいただきました。

赤色は、茜(あかね)や蘇芳(すおう)で染めることができ、

今回は蘇芳で染めました。

これは別の物ですが、蘇芳で染めたものです。

茜よりも青みがかった赤色に染まります。

令和3年度の草木染教室でも、この蘇芳を取り入れたいと思っています。

受講内容や受講料等を変更し、単発でもお気軽にご参加いただけるように考え直しました。

体験の方も同時開催する予定です。

ホームページを書き換えるまで、今しばらくお待ちください。

 

今日もありがとうございます。

明日も皆様が心身ともに健やかでありますようにと

心から願っております。

 

 

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